CBTではマイナー科目も出題
CBTでは、マイナー科目も出題されますよね。
でも、CBTのマイナー科目を勉強するときにこんな悩みを抱えていませんか?
マイナー科目の悩み
- 大学のテストでは、マイナー科目を過去問の暗記で乗り切ってしまって知識が全く無い!
- マイナー科目の講義とテストがCBTの直前すぎる!
- マイナー科目に教科書がなくて勉強法に困る!
この記事ではこんな悩みを抱えた医学生に、
マイナー科目のおすすめ勉強法やマイナー科目を勉強するタイミング、オススメ参考書などを教えていきます!
この記事の筆者がCBTを実際にどのように勉強したのかについてはこちらの記事をご覧ください↓
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CBTで9割に到達する勉強法【CBT94%の医学生が徹底解説】
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それでは、CBTマイナー科目対策についてみていきましょう!
目次
マイナー科目について
マイナー科目といっても4年生の時に正確に全部挙げるのは難しいですよね。笑
一般的には、マイナー科目とは眼科・耳鼻咽喉科・整形外科・精神科・皮膚科・泌尿器科・放射線科の全7科目をいいます。
ちなみに、国試全体だと約2割を占めているらしく、マイナー科目は国試合格のために抑えておくべきポイントの一つになるそうです。
CBTではどうかというと、正確な割合は示されていませんし、受験者によっても問題の割合が異なるので一概にはいえませんが、
筆者の感覚だと各科目数問程度(3~5問くらい)は出る印象です。
うーん、多いと言われれば多いし、少ないと言われれば少ないといった感じでしょうか。笑
しかし、CBTで高得点を狙う場合には対策は必須となります!
また、マイナー科目とはいえども、CBTレベルのことは勉強してから病棟実習に臨みたいですよね。
(国試ではマイナー科目をちゃんと勉強しないといけませんし笑)
そこで、この記事では多くの医学生にきちんとマイナー科目を対策することをオススメしています!
やりたい勉強スタイルに合わせて、いくつか勉強法を示していきますね!
具体的な勉強方法
映像授業で勉強する
まずはこちらを紹介していきます。
映像授業は、『全部の授業を見切らなきゃ!』みたいな状況に陥ってしまって、問題演習に手が回らない…
とさえならなければとても有用な学習ツールです。
筆者はQ-Assistしか利用したことはありませんが、登場する先生が面白い&分かりやすい&簡潔にまとまっているということで、とても勉強になるなとは感じました。
また、マイナー科目の場合、1科目の授業時間もそんなに長いというわけではない(約5時間程度)ので、映像授業は有用でしょう!
ということで、映像授業を利用している医学生は映像授業+QBオンラインでマイナー科目の勉強としては十分すぎると思います。
また、苦手な科目・苦手な疾患だけ利用するというのも学習効果が非常に高いかもしれませんね!
映像授業はCBT本番までに時間がある人のみをおすすめしています。本番直前に見て効果的なものではありません。
もし、映像授業をどの会社で利用すればいいのか悩んでいたら、Q-Assistかmedu4の2択ですね!
どちらがいいのかについてはあなたにあった方を利用すればいいと思います。
映像授業についてはまた記事を書きますね!
QBオンラインを中心に勉強する
映像授業や教科書を利用しないという人はQBオンラインでマイナー科目を何周かすることがCBT対策になります。
やはり、QBをベースに勉強するのはマイナー科目でも有用なんですね!
でも、QBオンラインだけだと、少し断片的な知識になってしまうなと感じないでしょうか?
そこで、筆者はレビューブックマイナーをQBオンラインと併用しました。
筆者の大学では周りの友達のほとんどがマイナー科目の教科書にレビューブックを選んでいました!
それくらい人気と定評のある1冊です。
レビューブックを併用するメリットを挙げてみますね!
レビューブックの利点
マイナー科目の情報量がこんなに豊富で、出やすいポイントがまとまっている教科書はほかにない!
一度、買ってしまえば国試まで対応可能
レビューブックシリーズなのに、カラー写真が入ってて分かりやすい!
CBTに出るところにはマークが付いているから、そこだけ覚えればOK!(他は出ない)
他にもノートを作らず赤シートで勉強できるなどありますが、そこらへんは他のレビューブックシリーズと同じメリットですからね。笑
レビューブックマイナー科目の良いところは上記の4つかなと筆者は思っています!
実際に、筆者がどのように勉強したかというと写真がこんな感じです↓↓
画像が少し見えにくいですが、筆者はレビューブックマイナーをこのように利用してCBT対策をしました。
また、CBTに出る疾患にはちゃんとマークがついているところにも注目してください。
どこを重点的に勉強すればよいのかが分かるのも魅力的ですね!
赤シートにも対応しているので、みなさんの勉強しやすい方法で使ってみてください。
さらっと教科書で勉強する
マイナー科目のポイントが詰まった教科書はないのかな?
最後に、マイナー科目のポイントを抑えて教科書ベースで勉強したいという人向けにお話ししていきます。
どんな人におすすめかは以下の通りです。
こんな方におすすめ
- マイナー科目の教科書は安く済ませたいな!
- 問題演習をする前に、マイナー科目の全体像をつかみたい!
- とにかくCBTに出るとこのポイントだけ教えてほしい!
- マイナー科目の教科書を読むのに時間をかけたくない!
- 国試でマイナー科目がどんな風に出題されるのかも見ておきたいな!
こんな人たちにおすすめの本です。
そんなになんでも揃った本があるの?と思うかもしれませんが、それがこちらになります!
有名で人気のあるこちらの『まとめてみた』シリーズです!
筆者が把握しているだけで、皮膚科・眼科・耳鼻咽喉科・精神科・整形外科・泌尿器科は発売されています。
このうち、筆者は泌尿器科以外の5冊を持っています!(泌尿器科はレビューブックでいいかなと思ったため笑)
まとめてみたのオススメ
- CBTや国試に必要最低限の情報に絞って、ポイントだけを解説!
- ポイントが詰まっているから、薄くて読みやすい!
- マイナー科目の全体像をすぐに理解できる!
- 各章の終わりにチェック問題が付いている!赤シートにも対応!
- なんと!国試の問題も各章の終わりについていて、分かりやすく解説してくれる!
実際、マイナー科目の勉強には非常に有用で効率が良かったと感じています。
どんな中身なのか、少しだけ紹介写真を撮影してみました!
こんな感じで、各章が要点を分かりやすく解説したページ、赤シートで隠せるチェック問題、そして仕上げの国試問題という構成になっていて、本当にオススメの1冊です。
教科書でさらっと勉強したい方はぜひ購入してみてくださいね!
さいごに【後輩へのアドバイス】
いかがでしたでしょうか。
マイナー科目の勉強法を3パターンに分けて解説してみました。
どの方法をとっても自分に合った勉強法を選べば、マイナー科目はCBTで絶対に得点源になります!
なぜかというと、出題される疾患が非常に少ないからです!!
(眼科なら白内障・緑内障みたいな…笑)
とにかく、大事な疾患の要点と各診療科に特徴的な検査と解剖を抑えればほぼマイナー科目のCBT対策は終わりです。笑
ほんとに細かい疾患についてはマイナー科の実習の時に学べばいいと思います。
なので、マイナー科目を深堀りしようとはせず、効率的に全体像をつかんでください。
その方法は、映像授業でもレビューブックマイナーでもまとめてみたシリーズでもなんでも構いません。
あとは、CBT本番直前にメジャー科目に時間が使えるように、できるだけ早めにマイナー科目の勉強を始めておきましょう!笑
直前にやろうとするとめちゃめちゃ焦ります笑
CBTが近づいてきたらしっかりと模試を受けるのを忘れないようにしましょう。
本番の2週間前までに受験して苦手分野をなくすことが大切です。
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また、本番直前にはしっかりと4連問の対策をすることも重要ですよ!