CBTで9割を目指す勉強法
CBTは医学部3~4年生で受験する、病院実習を行うために必須の試験です。
多くの大学では、合格ラインが60%~70%の得点率だと思われます。
医学部の生活の中では一大イベントにもなっており、CBT対策から医学をまともに勉強し始めるという人も多いです。
しかし、CBT受験までに大学の試験をまともに勉強してきた人にとっては、合格が目標だとイマイチやる気が湧かないですよね。
そうすると、多くの人はCBT9割を目指して勉強するかと思います。
でも、実際にCBTで9割を取ることを目標とすると、
どのくらい勉強すればいいのか
いつから勉強すればいいのか
どんな勉強をすればいいのか
が分からなくて不安になりますよね。
Googleで検索してもなかなかCBTで9割を取った人のブログなどが出てこないです。
そこで、今回の記事は、
実際にCBTの得点率94%を取った筆者がいつから・どんな勉強をしたのか
ブログを読んでくれている方の状況に応じた『これからするべきこと』
を中心にお話していきたいなと思ってます。
長い部分もありますので、適宜こちらの目次を利用してください!
目次
筆者の信頼性
このように思う方もきっと多いはずです。
そこで、まずは筆者が『実際に何%取ったのか』
そして、『結果から見えてくるCBTで9割を取る戦略』について話していきます。
実際の結果
※大学の特定につながる情報は「非公開」とさせていただきます。
筆者の正答率は93.95%で約94%でした。
CBTの結果についてですが、まずどの大学でもこのような個人成績表が返却されます。
CBT結果返却は大学によっても異なりますが、1~2週間以内に返却されることが多いようです。
コンピューターを用いた選択式の問題なので、採点を早く行うことができるのだと思います。
個人成績表で注目するべき点は主に4つです。
個人成績表で注目するところ
- 正答率
正答率は『自分の中での目標』として一番いい指標になります。
このブログを読んでくれている方は9割、もしくは高得点を目指していると思いますので、正答率を高めることがゴールですね!
- IRT標準スコア
CBTは受験者それぞれが別々の問題を受験しているため、正答率を難易度によって調整したスコアが必要です。
それがIRT標準スコアで、他の人と比べる際には有用な指標になります。
- 学内順位
学内順位は正答率ではなく、IRT標準スコアで決まります。
目標が『大学で〇位以内』であれば、難易度調整後のIRT標準スコアが重要になります。
- 問題形式別正答率
大学平均や大学最高値と比べて、自分の結果がどうだったのかを考えるのに有用です。
模試を受験後には、この部分を重要視して苦手克服につなげます。
この4つのポイントについて筆者のCBT勉強法の振り返りをしていきます。
筆者の振り返り
筆者の場合、A領域・B領域の正答率が100%だった一方、C領域の正答率が90%と大きく足を引っ張ていることが分かります。
D領域やE領域はまずまずといったところです。
このコアカリの領域についてですが、CBTで高得点を取るためには絶対に意識して勉強しなければいけません。
領域について
・A. 基本事項:医師たるものの基本、医療倫理など
・B. 医学・医療と社会:保健医療・公衆衛生
・C. 医学一般:基礎医学(生理学・生化学・薬理学)
・D. 人体各器官の正常構造と機能・病態・診断・治療:各臓器疾患
・E. 全身に及ぶ生理的変化・病態・診断・治療:全身に及ぶ疾患
・F. 診療の基本:診察・診断の方法や技術
まずは、各領域の内容についてはしっかり頭に入れておきましょう!
また、A~C領域が主にクエスチョン・バンクのvol.1に、D領域がvol.2、E・F領域がvol.3に対応しているということは頭に入れておいてください。
そうすると、筆者は基礎医学と診療の基本が弱点だったというわけです。
基礎医学には、苦手意識もなく、むしろ得意なほうでしたので、本番の運がなかったか、勉強法が間違っていたかのどちらかだと分析することができますね。
さて、ここまで筆者の実際の結果についてお話してきましたが、ここからは実際にどのような勉強法ならばCBTで9割を取れるのかを自分自身の体験を交えて紹介していきますね!
CBTで9割を取るまでの流れ
目標を立てる
他の目標を立てた方がいいの?
CBT勉強法の最初のステップは目標を立てることです。
『学内で1位を取る!』ことを目指している方もいるかもしれませんが、ここでは分かりやすく、
- CBTで9割(=90%)を目指す
- CBTで9割5分(=95%)を目指す
の2つに絞ってお話ししていきます。
学内1位を目指す場合には②を目標にした方が良いでしょう。
まず、②のパターンですが、筆者はこちらを目指していました。
そして、95%を最終目標としつつ、勉強しているときは98%という数字を常に意識していました。
何が大切かというと、得点率95%を取るならば間違える問題が限りなく0に近い状態を目指して勉強しないとなかなか達成できないということです。
筆者には、CBTで95%以上を取った知り合いが数人いますが、
みんな口をそろえて【目標は98%だった】
と言っていました。
筆者は95%を達成していないので説得力がありませんが、95%を目指している方はこの知り合いの目標を参考にしてみてください。
次に、CBTで90%を目指す場合ですが、目標は高く95%を目指すのもいいかと思います。
ただ、正答率を90%→95%に上げるのは、かなりの労力がかかります。
正直、60%を80%に上げるよりも大変だと思います。
なぜなら、正答率60%の人が80%になるには、全体をなんとなく理解した後、vol.2,vol.3を繰り返し演習すれば到達できるのですが、
正答率95%を取るには苦手な分野を潰さなければいけないし、ある程度細かい知識が要求されるからです。
そこで、9割を目指す場合は
【本番で10問中9問を自信を持って答えられるようにする】
という目標設定がいいかと思います。
当たり前のような目標ですが、本番は難しい問題が削除問題の可能性もあるし、自信のない1問がまぐれで当たる可能性もあります。
なので、この目標を達成できればCBTで9割を達成できます。
10問中1問は分からなくていいということですね!
では、具体的に本番で何問正解すればいいのかについて、目標設定の段階でちゃんと考えてますか?
まずは、CBTの問題数を確認しておきましょう。
参考
CBTの出題は6ブロックに分かれており、合計320問に解答する
320問のうち、240問が『プール問題』で採点対象になる
ということは、間違えることができる問題数は以下の通りになります。
何問間違えられるか
- 90%を取るためには…
240問中24問(320問に換算すると32問)
- 95%を取るためには…
240問中12問(320問に換算すると16問)
- 98%を取るためには…
240問中4~5問(320問に換算すると6~7問)
目標点数がこれとは異なる場合でも同様に計算してみてください。
正答率で考えると具体性が出ませんが、
間違える問題を〇問以下にするという目標設定にすると具体性が増すと思います。
そして、CBTで90%を目指す場合、目標設定をする上でもうひとつ大事なことが、
『領域ごとの目標正答率を定める』
ことです。
以下に一例を示します。ここは、自分の得意分野・苦手分野に応じて目標設定してください。
また、問題演習を進めるうえで、目標を適宜調整していきましょう!
ポイント
・A. 基本事項⇒100%を目指す
基本事項は正直、落としたくないです。90%を目指す人も95%を目指す人も、100%を目指してください。
大学平均も最も高いのがA領域でした。
・B. 医学・医療と社会⇒90%を目指す
いわゆる『公衆衛生』の範囲で、地味に重いです。大学平均もかなり低い水準でした。
CBTで9割を目指す人はほどほどに、9割以上を目指す場合に力を入れましょう。
・C. 医学一般⇒90%を目指す
基礎医学の範囲で、ここがCBT直前に苦しくなってきます。
90%→95%の壁を乗り越えるために差が出るところです。
・D. 人体各器官の正常構造と機能・病態・診断・治療⇒95%を目指す
多くの人が点数を稼ぐところです。病気のことは勉強もしやすく、ポイントも抑えやすいです。
ここは確実に正答できるような力をつけましょう。(大学平均も高い)
・E. 全身に及ぶ生理的変化・病態・診断・治療⇒95%を目指す
D領域と同じように考えて良いかと思います。
D領域・E領域でできるだけ間違えないようにすることを意識しましょう。
・F. 診療の基本⇒90%を目指す
筆者の大学では正答率が最も低かった分野です。しかも、標準偏差(SD)が最も大きかったです。
つまり、何が言いたいかというと最も差がついた分野の可能性が高いということです。
上記はあくまで参考です!
どの分野ならどのくらい取れそうなのかを目標の段階で決めておくことが重要ですね!
また、標準偏差について補足しておくと、筆者の大学では、
F領域が最も大きく、A・B領域が続き、C領域がそれよりやや低く、D・E領域が最も小さかったです。
やはり、病気についての知識は多くの人が正答でき、差がつきにくいということが示されています。
目標の立て方
90%を目指す場合→D・E領域を確実な得点源にしつつ、差がつく分野をある程度勉強する
95%を目指す場合→A・D・E領域をできるだけ落とさないように詰めつつ、B・C領域の勉強も行う。
計画を立てる
QBを基準に考えるのがおすすめです!
目標はなんとなく見えてきたでしょうか?
目標を立てた後は計画を立てます。
この計画の段階は、目標よりも一般化するのが難しいです。笑
このブログを読んでくださっている方が
『何月のCBTに向けて、残り何か月で、部活はやっているのか、バイトをやっているのか』
など状況が異なるからです。
そこで、まずは筆者がどうだったのかを説明します。
筆者の特徴
2年生の時はあまり講義を聞かなかったが、3年生からは講義をサボるか一生懸命聞くかのどちらか。
テスト勉強は割と一生懸命行い、過去問の暗記だけには頼らない(一部、過去問暗記・前日漬け)。
テスト勉強の際は、難しい(分厚い)教科書等は見ないで、講義の内容ベースに勉強。
部活にはかなり力を入れている。バイトは週1~2回程度。
CBTの勉強期間は約6か月(夏休みは全く勉強していない)
こんなところでしょうか。
これを見ていただければ分かると思いますが、部活やバイトをやっていてもCBTで9割は取れると思います。
(95%以上は知りません。笑)
それぞれ自分の生活に合わせて計画を立てましょう!
また、もし3年生以下の方が読者の中にいらっしゃいましたら、今やるべきことは目の前の科目を一生懸命勉強することだと思います。
CBTの勉強を1年以上前から手をつけると飽きると思いますよ!笑
3年生以下向けの記事は今度執筆予定です。
ここでは、CBTまで残り3~9か月くらいの期間の3・4年生を対象に勉強法をお話ししますね。
基本的にやることはクエスチョン・バンクです。
勉強の計画はクエスチョン・バンクベースで立てましょう!
クエスチョン・バンクはだいたい4000問くらいあるんでしょうか。(vol.5を含めて)
筆者の反省なのですが、
4000問なんてすぐに終わるのでは?
と思っていました。
しかし計算してみると、1日50問ペースで4000問解くと80日間、約3か月かかるんですよね。笑
クエスチョン・バンクを舐めたらあかんのです。
また、クエスチョン・バンクは2周以上解くことが推奨されていますよね。
2周目のペースが1周目より速くなったとしても、さらに時間はかかるわけです。
筆者は全範囲を2周することができずに挑んでしまい、それをとても後悔しています。
CBTで90%を取るには、クエスチョン・バンクを2周&△や✖問題をなくすことができるような計画を立てましょう!
また、90%を取るには、CBT本番2~3か月前に一周目を終わらせることを目標としましょう!
計画のポイント
1日50問ペースで約3か月で一周目を終えるような計画を立てる
バイトや部活で演習量にムラが出る場合は、1週間に300問を目安に計画を立てる
CBT直前の2週間は模試を解いたり、苦手な分野を潰すためにクエスチョン・バンク演習の計画には含めない
二周目は1日100問、もしくは1週間に600問という計画を立てて約1か月半で終える
△や✖にした問題を三周目に行う(2週間程度)
ざっとこんな感じの流れの計画をしてみてください!
上記の計画でいくと、途中に忙しくて勉強できない時期があったり、旅行に行って勉強しない時期があってもだいたい6か月くらいでCBT本番を迎えられると思います。
とにかく、意外とクエスチョン・バンクは時間がかかるし進まない!ということを念頭に、自分の生活に合った計画を立てておきましょう。
実際に勉強する
実際に筆者が行った勉強法を紹介していきますね!
お待たせしました。
みなさんが一番気になっているであろう勉強内容の部分です!
筆者がメインで使用したものは、以下の通りです。
メモ
- QBオンライン
- レビューブック内科・外科
- 病気がみえるvol.1~vol.10
- ちょっとだけ問トレ
そのほか、ちょいちょい使用したものもありますが、こんな感じです!
本当に普通の勉強法ですが、結局これが最適だと思っています。
結局、CBTで9割を取るといっても特殊なことをやる必要はないのかなと思っています。
むしろ、周りと違うことに時間を取られると点数は伸びないのかなと思います。
≻≻【関連記事】CBTで9割を取るなら基礎医学を対策!おすすめ教科書も紹介
さて、勉強の流れを以下にまとめます!
勉強法
まずは、QBオンラインを演習!どこから始めるのも自由だが、勉強しやすいvol.2から開始するのがおすすめ!
1問ごとに基本事項をちゃんと抑える!必要に応じて、病気がみえるを見る!
病気がみえるを読んで重要そうなところをレビューブックに書き込むorマーカーを引く
1周目は正解しても、少しでも自信がなかったら△をつける!〇をつけるのはちゃんと理解しているときだけ!
これが筆者が行った勉強の流れです。
これを真似してくれとは言わないので、参考にしてみてください。
大事なのは、ポイント4つ目に示したように、◎・〇・△・✖を上手に使いましょう!
本番が近くなって時間がなくなった時に、△・✖を中心に演習しますが、この時にあやふやだった知識が〇に含まれると知識の漏れが出てしまいます。
演習を始めた最初から、自分で基準を明確にして問題整理をしておきましょう!(特に1周目)
◎は脊髄反射で答えられるレベルのものだけにしてました。笑
あとは、どうしても紙派という場合を除いて、QBオンラインを利用することをおすすめします。
QBオンラインは値段が高くて、筆者も買うのは嫌でしたが、必要最低限の投資です。
『病気がみえる』も、アプリ版の購入だけしました。
筆者も裕福な家庭というわけではないので、QBオンラインや病気がみえるが高すぎて買うのをためらったり、中古で紙版を買って安く済ませようかなとも思いましたが、
オンライン版で勉強することをおすすめします。
オンライン版をおすすめする理由
- 問題演習時に、問題に対応する『病気がみえる』のページにすぐに飛ぶことができる。
- iPadさえ持ち運べば、いつでも勉強ができる。
- 〇・△・✖を漏れなく記録してくれる。
- △・✖だけ、など条件に応じた問題を組むことができる。
- iPadを活用した勉強法で、効率が上がる。
オンライン版はこのようなメリットがあるのでCBTの勉強に最適です。
まず、紙媒体だとその病気のページを探す時間がかかります。
医学生の忙しい生活の中で、1回5秒の差を4000問繰り返すわけですから、かなりの差が生まれます。
また、紙媒体だと、『今日は神経内科の教科書を持ってきたから、今日は神経内科をやる』といったように、その日できる勉強が限られてしまいます。
そして、オンライン版では、△・✖だけを演習することが簡単にできるのでとっても効率的です!
(筆者の代は、紙媒体が廃止されたのにも関わらず、紙ベースで勉強する人もいたが、後輩たちはにもういないのかも?)
少し、話が逸れますが、△・✖の問題だけ通学中の電車でスマホを使って演習するといいかもしれません!
(みんなそれぞれだと思いますが)電車では未演習の問題に取り組むより、△・✖の復習を行うのがおすすめです。
未演習の問題を電車で解くと、テキトーに解説読んだりしちゃいますからね…笑
最後に、高得点を目指して勉強しているとぶち当たる壁が、
基礎医学
ですよね…
しかも点数が上がっていくほど差がつく分野になってきます。
正答率89%から90%へと、たった1%の差でも基礎医学が明暗を分けてきます!
基礎医学についてはこちらにまとめてみました。
-
CBTで9割を取るなら基礎医学を対策【科目別のオススメ参考書を紹介】
続きを見る
よくある質問
結論からいうと、みなさんの好みとCBTまでの残り時間を考えて使用してください。
また、次に示すことに注意して上手にオンライン授業を利用するのがいいと思います!
まず、筆者はどうかというと、オンライン授業(QAssistやmedu4など)は利用しませんでした。
一方で、CBTまでまだまだ時間がある、余裕がある、
もしくは今まで学校の勉強を全然してこなかったけどCBTで9割を取って逆襲する!
といった人は利用を検討してみてもいいかもしれません。
結局、自分の好きなようにするのが一番だと思います。
ただ、優先するべきはQBオンラインです。
また、95%以上を目指すならビデオを見ている暇はないと思います。
もし、ビデオ講座(オンライン授業)を利用する場合には以下のことに注意して上手に活用してください!
オンライン授業の注意点
- 映像をみることが目的化してしまう
これに陥らなければ、オンライン授業も有用です。
オンライン授業を始めてしまうと、『全部見なきゃ』と言い出す人が出てきます。
つまり、映像を観ることが目的になって、勉強が目的ではなくなってしまうのですね。
- 演習時間が短くなる
CBTで9割を取るためには、【広く・浅く】の知識が必要です。
正直、基礎医学までやろうとすると膨大な時間がかかるので、1問でも多く問題を解くことが優先です。
- さらにお金がかかる
お金に限りがある人の場合は、そのお金を別の基礎医学の教科書とかに回したほうがいいかもです。
- 暗記する作業を怠る
オンライン授業を聞くと、『分かった気がする』という感じになります。
とにかく、演習→暗記を繰り返す必要があるのですが、暗記の部分がおろそかになります。
とにかく、オンライン授業を利用する人も片っ端からみるのはやめたほうがいいかと思います。
苦手な分野だけ、CBT直前に大学の講義があるから先取りをする、などといった限定的な使い方をしましょう!
参考
オンライン授業をオススメしないのは、上記にような使い方をしている場合だけです。
国試を意識して勉強したい人、CBTのためだけでなく病気の理解を深めたい人、CBTまで時間があるor3年生以下の人、大学のテストは毎回追試だけどCBTで下剋上を狙っている人などにはオンライン授業はいい教材だと思います。
検討してみてください!
迷ったらQB模試を選べば大丈夫です。
筆者はQB模試、TECOM模試、MEC模試の3つを受けました!
最低1つ受験してください!できれば2つ!3つは余裕があれば!という感じです。笑
ちなみに、QB模試が一般的には難しいと言われています。
QB模試は、QBオンラインを購入すると特典でついてくるというキャンペーンもあるので、1つ選ぶならQB模試を受験しましょう!
受験の時期ですが、CBT本番の1か月前~2週間前をオススメします!
2つ受験する人は1か月前と2週間前という感じで受験しましょう!
くれぐれもCBT本番まであと3日みたいなときに受けないでくださいね。笑
模試1つに320問あるわけですから、受験に1日、その復習に1~2日かかります。
さらに、模試の結果が返却された後、領域や分野ごとに苦手なところを分析して勉強し直すわけですから、最低2週間前には模試を受けましょう!
≻≻【関連記事】CBT模試の難易度・日程・受け方は?MEC・TECOM・QB模試を解説
基本的にTECOMの問トレは必要ありません。
どうしてもやりかったらやればいいと思います。
先ほどちらっと書きましたが、筆者は苦手なところだけやりました。(本当に少しだけ)
ただ、筆者の代は問トレ初代のキャンペーンがあり、無料で利用できました!
現時点の価格を知らなので申し訳ないのですが、有料なら利用しないかなと思います。
もちろん、1問でも多く解きたいという人は利用も検討してみてください。
問トレはあくまで、クエスチョン・バンクが2周終わってさらに余裕がある場合のオプション的存在だと思っています。
さいごに
すごい長文にもかかわらず、ここまで読んでいただきありがとうございました。
これからほかにもCBT向けの記事を書いていこうと思っています。
CBTで9割は達成できない目標ではないです。
CBTは5択問題だから本気で勉強しても意味ないよ、という人や、
受かればいいよ、という人もいるかもしれません。
その考え方も分かります。
しかし、CBTで9割を取るために一生懸命医学を勉強したことは、たとえ9割を取ることができなくても必ず医学生人生でプラスになるはずです。
もちろん、この記事の内容がすべてではありませんが、この記事を参考にして、CBTの勉強をしてくれている人がいたら、大変うれしく思います。
みなさんがCBTで9割を取れるよう願っております。
-
CBT4連問のコツと対策【有益情報満載の4連問の教科書】
続きを見る